台湾では「運がとっても悪い」と感じた時は、その悪運を追い払うために豬腳麺線(豚足麺線)を食べる習慣があります。
何故、豬腳と麺線を食べるのか?
理由は諸説あるようですが、以下文章は私が友人知人の台湾人に聞いたり文献を読んで結論づけた私見です。でも、多分これと思います。
では、本文。長文です、正月ですので暇つぶしに読んで下さい。
台湾では、とっても運が悪い事があった時、衰到踏到豬屎(運が悪過ぎてブタのフンを踏んでしまった)」と言います。
何故、犬のフンではなくブタのフンと表現するのか?
つまり、「野生のブタは町中にいない、ブタは養豚場にしかいないはず。養豚場に行ってもいないのに、ブタのフンを踏んでしまった=とっても運が悪い」。
犬のフンを踏むのはチョット運が悪いぐらいでしょ。
最悪運を無くして良い運を呼び込むための「儀式」ですね。
でも、ブタのフンを踏んでしまった自分の足を失くす訳には行かないので、代わりにブタのフンを踏んでいるブタの足を食べる。ようになったようです。
そこに何故麺線が登場するのかは、台湾では麺線は長いので、「長く続くように」の願掛けの縁起物です。年越し蕎麦の蕎麦と同じです。
有名なのは「細く長く生きられるように」の長寿の願いを込めて誕生日に主役が食べます。それ以外にも祝い事があると食べます。基本は「長く続くように」の願掛け。
結論でございます。
「最低に落ちた運気なら、あとは上って行って欲しい」の願いを込めて豬腳を食べ、更に上っていく好運が長く続いて欲しい願いを込めて麺線を食べます。
以下写真は、
龍山寺商圏内梧州街夜市にある御芳花生豬腳の花生豬腳麺線
ピーナッツ入りです。台湾料理には花生(ピーナッツ)が煮込みや炒め物料理によく入ってます。台湾を感じられますよ。
近日中に梧州街夜市を取り上げます。ご期待下さい!
今回のは、いかがでした?
さて、お相手の欲しい日本人成人男性諸君(=゚ω゚)ノ
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